よくあるご相談

プレス部品の量産についてこんなお悩みありませんか?

よくお寄せいただく質問やご相談をまとめました。

既存の金型メーカーの廃業に伴い、取引先がなくて困っている。

全国で金型メーカーの廃業が問題となっています。

国内金型製造の事業所数は2000年の12,000事業所から2017年で7,000事業所となり、年率で3〜4%とほぼ一貫して減少しています。発注側の企業としては長期にわたって生産利用する金型の保守メンテナンスは重要な課題です。

林技研は中小規模の金型メーカーながら、後継者問題も解決しています。長期にわたり、お客様の生産をサポートできるようにいたします。

金型の取引先は短期的なコストではなく、長期的な視点でお選びください。

単発で生産している部品のコストを下げたい。

月ロット数が1,000個程度を超えたら、単発よりも順送金型のほうがコストメリットが生まれるケースがあります。順送金型による生産は省略化、高生産性に優れています。

これまで5〜10工程程度の単発型を使っているようでしたら、順送金型を検討されてはいかがでしょうか。当社では既存の単発金型から順送金型に変更してVE/VAを実現した事例も多くございます。

完成図面と、生産量の目安をいただければトータルコスト見積をお出しすることができます。

金型製造期間を短くしたい。

消費者の好みが多様化しており、自動車や家電製品では製品のライフサイクルと開発期間が短くなり、金型を製作する日数も短縮化が求められるようになりました。

企業の調達担当者が金型を作るには通常は設計から製造の間で、金型設計、部品製造、金型組立、補正と多くのステップが必要です。

金型メーカーが『設計、部品製造、組立、トライ&補正』を一貫して行える方が全体のリードタイムを短縮できます。

金型メーカーを選ぶ際には、一貫した工程/体勢を社内に備えているかをご確認ください。

量産立ち上げを短期間で実現したい。
金型メーカー側のトライで問題を事前につぶしてほしい。

量産品では金型の垂直立ち上げが必要となります。早期に予定生産量を出荷品からコストと品質を満足させるのは至難の業です。

林技研では、社内にトライ用の400ton、150tonのプレスマシンを保有しております。国内でトライ用のプレスとしてこの規模を保有している企業は殆どありません。あらゆる条件に応じて社内トライで金型の精度品質チェックを行い、現場での生産が素早く100%のパフォーマンスが出せるようお手伝いいたします。

金型メーカーは、社内のトライや品質担保体制をご確認の上お選びください。

金型はメンテナンスで寿命が延びる?

金型は一度作って終わりではありません。特に順送型は生産量が多いため、何十万ショットも使われることもあります。金属同士の接触によって金型部品は消耗・摩耗していきます。部品ごとの交換、メンテナンス、ある一定期間が終わった時のオーバーホールを行うことによって生産する部品の品質、生産性を保つことができます。

林技研では金型部品、および金型全体の保守メンテナンスを通じてお客様の部品と生産性向上をサポートしています。長期にわたり取引あるメーカーさんとは、常に金型の状態に応じた交換部品や修繕をサービスとして提供しています。

大切な生産体制を効果的に維持するためにも、金型メーカーは長期的なサポート力を考慮の上お選びください。