「順送金型」は「単発金型」と異なり、3~16程度のプレス加工が一体になった金型の仕組みです。
単発よりもスピーディーにプレス加工を行えますので、生産性が高く、オペレーターの人数も少なくて済みます。
また、材料はシート材ではなくコイル材を使いますので、材料も一度セットすれば自動的にプレス機に送られ搬送されます。
一般的に金型は非常に大きなサイズとなり、金型の総コストは単発よりも高くなります。
そのため、月間の生産数で10,000個程度以上の量産品、コスト低減が求められる製品に使用されます。エレクトロニクス、家電製品、自動車部品、オフィス家具用部品等の量産製品に利用されます。
林技研ではこの「順送金型」を主に取り扱っています。